Wedding Report

~12本の花に願いを込めて~

2022/05/21

挙式会場La Joie(ラ ジョア)

披露宴会場ラ マレー

人数約50名

皆さまはウエディングブーケの由来をご存じですか?

男性が野に咲く花を摘み、それを束ねて愛する人にプロポーズ。
女性は「YES」の代わりにその中から1輪抜き取って男性の胸元に挿した……という、
古くから伝わるロマンチックな物語がその由来と言われています。

このエピソードを12本(=1ダース)のお花で行うセレモニーを「ダズンフラワーセレモニー」と言います。
今回はそのダズンフラワーの演出を挙式に取り入れたおふたりをご紹介いたします。

ご新婦がお持ちのこちらのブーケは、12の思いがつまったお花となっています。

清らかで凛とした美しさをもつ白いカラーを主役に、緑や白のナチュラルな素材で統一。
上質なサテンリボンで蝶々結びにしたクラッチタイプのブーケがこのあとの挙式で大活躍します。

 

こちらは挙式前の1コマ。
チャペルの入り口には、新郎新婦から大切なゲストの皆さまへ宛てた「スイッチングレター」が。
自分宛てのお手紙を持って、式場にお進みいただきます。

挙式直前、司会者の声掛けで皆さまが一斉にお手紙に目を通します。
そこには、おひとりおひとりとの思い出や感謝の気持ちが、新郎新婦の丁寧な手書きで綴られていました。

おふたりのご入場時には感激して涙を流しているご友人もいらっしゃいました。

神聖な空気の中、いよいよ挙式が始まります。
屋内にいながらも自然の光と緑があふれるチャペルの扉が開き、ご新婦がバージンロードを一歩ずつ歩みます。
このあと、ゲストにご協力いただいて作る花束で、ご新郎からご新婦に永遠の愛を伝えていただきます。

ダズンフラワーセレモニーで使用する12本のお花には、一つずつに意味が込められています。

「笑顔、円満、安心、希望、尊敬、情熱、誠実、感謝、信頼、幸福、愛情、永遠」

その思いのこもった花の担い手は、あらかじめ新郎新婦がそれぞれの意味にぴったりな12名のゲストにお願いすることを決めており、司会者が順にご協力を呼び掛けます。
指名されたゲストは、おひとりずつ順番に新郎の下にお花を届けます。

12の意味を持つ花達が、ひとつになりました。
「これらすべてを愛する人に誓う」という思いが詰まった花束とともに、特別に準備した”プロポーズの言葉”を花嫁に捧げます。

花束を手に、おふたりが永遠の愛を誓っていただきます。
ご新郎の思いを受けて、その胸元にご新婦からも花が贈られます。

アフターセレモニーは全員から祝福の声をいただきながらのフラワーシャワー。

スイッチングレターやダズンフラワーセレモニーで、これまでお世話になった方々に感謝の気持ちを伝え、よりいっそう絆を深められた素敵なお式でした。

結婚式の余韻に浸りつつ、続くご披露宴ではお料理とゲストとの会話を楽しみながら、おひとりおひとり丁寧におもてなしするひととき。

おふたりのあたたかいお人柄とゲストの皆さまとの絆が作りあげた、思い出に残るウエディングとなりました。
 

Congratulations on your wedding.

ウエディングレポート一覧に戻る