Wedding Report

絆を大切にした「おもてなし」ウエディング

2023/04/02

挙式会場La Joie(ラ ジョア)

披露宴会場ラ テラス

人数約20名

おちついた雰囲気が印象的なUnggiさん & Yuikaさん。
つねに紳士的なご新郎は、韓国のご出身です。
おふたりは担当プランナーに「韓国と日本の文化を取り入れながら、互いの家族や親しい友人たちとの絆を深める結婚式にしたい」と仰り、すべてのゲストへおもてなしの気持ちが伝わるウエディングをテーマに準備を進めてこられました。

 

お支度をととのえて、親族控室前でご家族へ晴れ姿をお披露目。

ご新婦のウエディングドレスは、柔らかなチュールをたっぷり使い、シルバーの刺繍が施された大人かわいい「Myth Mock Moon(ミスモックムーン)」の1着。
ご新郎は真っ白なタキシードをスマートに着こなし気品漂うお姿で花嫁に寄り添います。

新郎新婦とご家族だけでゆったりと過ごせるひとときに、ご両家のお父様方へ、育てていただいた感謝の気持ちを込めたブートニアを胸元に飾って差し上げます。

韓国から駆けつけてくださったお父様に最大級の感謝を込めて。

花嫁のお父様も感無量のご様子。

晴れやかな笑顔をカメラに収めて。

挙式前の緊張をほぐす、穏やかな時間を過ごされました。

おふたりが選んだ挙式スタイルは人前式。
ご入場時の演出に、ダズンローズセレモニーとブーケ&ブートニアセレモニーを取り入れました。

ゲストがご入場の際、ホテルスタッフからおひとりずつミニブーケをお渡しし、席にお進みいただきます。

ミニブーケに使われている花は「純潔」「深い尊敬」「相思相愛」の花言葉を持つ白いバラに、かすみ草とマトリカリア。
韓国では最上級の愛を込めて、大切な方へかすみ草を贈るそう。
そしてマトリカリアは「集う喜び」「深い愛情」「楽しむ心」を意味し、今日という特別な日にお集まりいただいた皆さまへの気持ちも込められています。
 
式場の扉が開き、まずご新郎がご入場。
丁寧にお礼を伝えながら、ミニブーケをゲストおひとりおひとりから受け取っていきます。
ご新郎のお母様からも祝福を込めたお花が贈られます。

続いてご新婦が、ご両親と一緒に入場なさいます。
お母様のベールダウンで、バージンロードへと送り出していただきます。
これまでの思い出を振り返りながら、お父様とバージンロードをゆっくり歩みます。
皆さまのご協力で作り上げたブーケを、思いを込めた言葉とともに愛する花嫁へ。
その愛に応える証として、花婿の胸元にもブートニアを一輪贈ります。
特別な日にだけ持つことができるブーケとブートニアには、中世ヨーロッパの素敵な言い伝えがあります。
愛する人へプロポーズに向かう道すがら、野の花を摘んで束ねたものがブーケ。
そしてプロポーズを承諾する証として花束から一輪を抜き取って、相手の胸元に挿したものがブートニアと言われています。

このロマンティックな言い伝えさながらに、ご参列のゲストも息をのむ、麗しいセレモニーとなりました。
 

ご新郎の甥御様にリングボーイを務めていただきました。

おふたりの結婚の立会人は、ご新郎の無二のご友人にお願いしました。

ご退場時には、親御様へご挨拶をするのが韓国の結婚式では欠かせない儀式と仰っていたご新郎。
これまでの感謝の気持ちと、これからふたりで幸せになりますと思いを込めて深々とご一礼。

韓国と日本の文化に自分たちらしさをプラスした人前式で、愛する人、そしてかけがえのない大切な皆様へ、信頼と感謝の気持ちを伝えるお式となりました。

ご新郎のお母様も新たな家族を温かく迎えてくださいます。

お父様も熱い抱擁でエールを贈ります。

新婦ご両親にも感謝の気持ちを込めた一礼を。

花嫁のお父様から「宜しく頼んだよ」と握手を交わします。

皆さまのご賛同をいただいて、晴れてご夫婦になったおふたり。
アフターセレモニーはフラワーシャワーで祝福をいただきます。
ご家族やご友人からの「おめでとう!」「幸せになってね!」の歓声につつまれて、とびきりの幸せを感じる瞬間です。
ウエルカムスペースには皆さまで作り上げる「ウエディングツリー」をご用意。
韓国語と日本語それぞれの説明パネルでどなたにも分かりやすい工夫も◎

枝だけが描かれた木の絵に、ゲストおひとりおひとりのフィンガースタンプ(指印)が木の葉のように見える世界に一つだけのツリー。
ご新居に飾ればいつでも結婚式の思い出を振り返ることができますね。
「愛」「感謝」「忍耐」の中から、皆さまが思う結婚で大切なことを選んでスタンプを押していただきます。
おふたりだけの特別なウエディングツリーが完成!

新郎新婦もゲストと一つのテーブルを囲むスタイルに。
お食事を楽しみながらゲストと近い距離でたくさん会話を楽しまれました。
お料理にもこだわり、スペシャルデザートとして「チェリージュビレ」をオーダー。
冷たいアイスクリームに熱々のダークチェリーソースを添えたチェリージュビレは、ヴィクトリア女王即位50周年の祝宴で献上された由緒ある一品。
お祝いの席にふさわしいデザートです。

ゲストの皆さまには、ダークチェリーのソースを作る際のパフォーマンスをお楽しみいただきます。

シェフが目の前でレモンの皮をくるくると螺旋(らせん)状にむき、その上からサクランボのお酒「キルシュ」を垂らしてフランベすることでレモンの香りを忍ばせます。
燃え上がる青い炎にゲストから歓声が上がり、冷たいアイスクリームに出来立てのソースをかけて、皆さまに振る舞われます。

チェリージュビレとのダブルデザートとして、おふたりのご希望で、ウエディングケーキを皆さまへサーブなさいます。
ご新郎のご両親にも喜んでいただけたようで、ご新婦とも笑顔で言葉を交わされます。

おふたりのおもてなしの気持ちが伝わり、パーティーはお開きまで笑顔と会話がたえない賑やかなひとときとなりました。
 

お開き後はアトリウムで記念撮影を楽しまれたおふたり。

咲きたてのチューリップの花びらをイメージした「KIYOKO HATA(キヨコハタ)」のカラードレスは送賓時にパフスリーブをプラスして。
ご新郎はピンクのドレスと相性抜群のダークブラウンのタキシードをお召しになり、おふたりのバランスも◎

結びまで笑顔をたやさず、ゲストはもちろんのこと、傍らで見守るスタッフをも終始笑顔にしてくださった Unggiさん&Yuikaさん。
当館をおふたりの特別な場所としてお選びいただきましたこと、大変光栄に存じます。
スタッフ一同、おふたりの末永いお幸せを願っております。
Congratulations on your wedding.

ウエディングレポート一覧に戻る