Yutaro　&　Chikako

Wedding Report

ウエディングレポート

伝統と手作り＊温もり伝わる結婚式

2023/06/11

挙式会場福寿殿

披露宴会場ラテラス

人数約60名

物静かで誠実なご新郎と、朗らかな笑顔が印象的なご新婦。
伝統を重んじるおふたりは、古来より続く神前式で御両家のご縁を結び、声を揃えて大好きと仰るディズニーを見渡せる会場で、ゲストと和やかなひとときを過ごされました。
ご新婦が心を込めて作り上げた数々のアイテムも必見の結婚式をご紹介します。

めぐり逢えたご縁を大切に

ご自身だけでなく御両家のご縁も大切に考え、古式ゆかしい神前式を選ばれたおふたり。
挙式前のファーストミートも、ホテル館内の神殿「福寿殿」で行われました。
お互いの和装姿に感激して、手を取り合い見つめ合うご様子からは、今日の日を迎えた幸せが伝わってきます。

白無垢は花嫁衣裳の中で最も格式の高い打掛。
文様は様々ありますが、ご新婦がお気に召したのは「鶴と御所車（ごしょぐるま）」。

同じ相手と一生添い遂げる「鶴」と、高貴さや雅を表す「御所車」の刺繍が施されており、赤色の筥迫（はこせこ）や懐剣（かいけん）などの小物が、古典的な文様をもちいた白無垢によく合います。
慶びの日にふさわしい「紅白」の組み合わせに、ご新婦の慎み深さが感じられます。

ご新郎も最も格式高い黒紋服をお召しになり、伝統的な婚礼衣装に身をつつんだおふたりは、これから夫婦となる誓いを立てられます。

: 式の始まりを告げる楽太鼓（がくだいこ）の音が響き、雅楽の調べにつつまれておふたりがご入場。

: 御神酒を酌み交わす三献の儀。「夫婦固めの杯」とも呼ばれ、おふたりのご縁を結ぶ儀式の一つです。

同じ杯で同じものを食すことは、これからの結婚生活を意味します。

神様の前で夫婦となる誓いを立てる誓詞奏上（せいしそうじょう）。

神が宿るとされる榊（さかき）の枝「玉串」を、慎んで奉納なさいます。

御両家を代表してお父様方が玉串を奉納。

式の締めくくりにご親族全員で御神酒を酌み交わす「親族固めの杯」で御両家のご縁を結ばれた皆様は、ホテル最上階12階のスカイバンケットへ。

ここからはご友人方もお集まりになり、大好きなディズニーと海を見渡す会場で祝宴を開かれました。

手作りの温もりでおもてなしを

イラストがとても上手なご新婦は、特技を活かしてお仕事でもご活躍なさっているそう。

披露宴会場前の装飾は、おふたりの似顔絵やウエルカムボード、ご自身でデザインしたキャラクターたちのほか、写真を飾るスタンドなどもほぼすべて手作り！
真心を込めて作り上げた空間を、ゲストも足を止めてじっくりご覧になっていました。

おふたりの思い出が詰まったガラスの靴も、ウエルカムスペースにそっと飾って…。

ゲストをおもてなしする会場は、上品なピンクのテーブルクロスとナフキンでまとめ、落ち着いた華やかさが漂います。
テーブルを彩るナチュラルな装花からも、おふたりの穏やかな優しさが伝わるコーディネートです。

ご披露宴では和装から洋装へお色直し。

紋服と白無垢からがらりと雰囲気を変えた華麗なお召し替えに、ご親族の皆様もとても喜んでいらっしゃいました。

ご新婦のお父様が、叔父様と一緒にエレキギターで弾き語りを披露してくださいました。
そろってギターをつま弾くお姿が渋くて素敵なご兄弟。

最愛のお嬢様へ、ご成長を見守ってきた姪御様へ、練習を重ねてハレの日に贈る祝福を込めた演奏。
胸がじんわりと温かくなるご余興でした。

お色直しのご中座を挟み、カラードレスで再入場なさると、各テーブルをゆっくりと巡りながらフォトラウンド。
お打ち合わせの際、皆様と近い距離でふれあいたいと仰っていたご新婦。
リラックスしたムードの中で、お世話になっている方々とのお喋りや記念撮影を楽しまれました。

フォトラウンドの際、ご新婦がデザインしたトランプをテーブルごとに1組ずつ配ったおふたり。
このあとトランプを使ったゲスト参加型のご余興として「ブラックジャックゲーム」で盛り上がりました。
手札の合計を21に近付けつつ、21を超えないように駆け引きを楽しむ、ハラハラドキドキのカードゲームです。

見事に勝ち残ったゲストには、お手製トランプをプレゼント。
世界に一つだけのトランプでゲームをするときは、おふたりの結婚式を思い出してくださることでしょう。